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見えないアイツ⑤点滴生活編

これまでの経緯↓

 

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点滴の針は左手の甲に常に刺されている状態となります。

針だけは常に指して確保しておいて、点滴を流す際にはそこにつなぐのですが、

最初の2日間は食事がとれていなかったため

24時間点滴となりました。

24時間点滴を流している間に、3時間おきにチューブの途中から

抗生物質を投与する形になります。

 

こうなると常に点滴台を抱えての生活になるわけですが。

 

1日目はまだよかったんです。

単純に、点滴台に常に繋がれている状態というだけなので、

トイレに行くときに気を付けてやるくらいで。

トイレも個室でしたので室内にありましたので

ベッドから降りてトイレにいく際に

ガラガラと点滴台を引き連れていかなきゃいけないんですが、

小児科のベッドは高さがあり、落下防止のため柵がついているんですね。

ですので、柵を下ろしてやってトイレにいくのですが、

この柵にまたロックがついていまして、

こちらもはじめは慣れず、

「トイレ!」となってからわたわたとロック解除して・・・とやるので

もれそう!となるわけです。

なので点滴台をおいて走っていこうとしたり、

寝ぼけて漏れそうで、ってときには無意識に引っこ抜いていこうとしたり。

 

それでもまだ、それだけで済んだんですが、1日目は。

 

 

2日目になると、少しづつ経口でも食事の摂取が可能となってきました。

すると、24時間点滴ではあるのですが、

点滴からの栄養が多すぎることになってしまうので、

投下量の調整が入ります。

これまで500mlを3時間かけて投与していたところ、

落下速度を落として6時間で投与していく、のですが、

その、点滴の落下速度を調整する機械がありまして。

点滴台に設置して使用するのですが。

 

こいつが、やっかいな代物でして。

 

まず、この機会に別電源がいるんです。

この電源ケーブルが一定期間以上外れたらビービーアラームが鳴り響く。

でも、トイレにいく、着替えをするなどの際には、このケーブルを外す必要があるんです。

バタバタとトイレ済ませて、ベッド戻って、ほっとして、

忘れますねケーブル。

 

はい、ビービービー!

 

ナースコールです。ナースしか止めれませんのでこのアラーム。

 

しかもこの機会、振動を受けるとなるんですね、アラーム。

これが、ほんのちょっとの振動でも、鳴るんですよ。

トイレに入る、ほんのちょっとの段差で。

 

なので、トイレのたびに段差を越えるために持ち上げる必要があります、点滴台。

 

また重いんですよ、この機械つき点滴台・・・

 

点滴をしているとトイレの頻度がかなり増えるので、

この機械には精神的にやられましたね。

 

3日目に24時間点滴が外れた際には

自由な身のありがたさが身に染みたのでした・・・

 

 

次回、見えないアイツ⑥完結編

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