わがやごと

我が家のこと。日々の事。我が家まるごと。

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見えないアイツ②

見えないアイツ①はこちら↓

 

chiechie1188.hatenablog.com

 

あれよあれよと大きな病院へ移された母子。

 

同じ市内といえども、ナビを使わないと道がよくわからない中

(街中なんで、一方通行の道ばかりで見えているのにたどり着けない・・・)

ようやくB病院へ到着。

 

B病院は、実は3年ほど前におばあちゃんが盲腸で入院した病院です。

でもこの時は旦那に乗せて行ってもらったので、自力で行ってないんです。

このB病院、駐車場が曲者でして。

街中なんで、スペースが少ないんですよね。

診察の前に、駐車場に並ぶのが常。

 

でも、2年前に、実は私1回だけ自力で行っているんです、B病院。

親知らずの抜歯に。

そのときに、新しい立体駐車場が完成したばかりで、確か昔よりは駐車も楽になっていたはず・・・

と向かったB病院でしたが、

 

街中なめんなよ。

 

抜歯のときは朝一番の予約だったので、すんなり停めれたんですね・・・

このときすでに時刻は10:00。

並ぶよねー☆

 

ようやく駐車して、受付へ。

生まれてこのかた、大病院というものに入ったことがなかった息子、

大病院の受付に圧倒される。

 

大病院は、飛び込み初診お断りですので、

ほとんどの患者さんが再診です。

そして受付も、機械だし。そしてここも行列だし。

 

いつになったらみてもらえるんだこりゃ!

と途方に暮れてましたが、

そーいえば息子、紹介でした。

紹介は紹介窓口で手動受付なのね。

 

小児科の先生が前もって電話でも連絡してくださっていましたので、

紹介状開いたらすぐに小児科診察部門へ回されました。

 

が、長いよね、ここから。

 

予約の再診の患者さんの中に割り込むわけですから、

そりゃ待ちます。

しかしそこは紹介、症状は伝わっていますので、

先生の診察の前に、さまざまな検査が先に行われます。

 

血液検査、ウイルス検査、尿検査に加え、

胸部レントゲンなんかもありました。

 

この日救急担当だったB病院、

レントゲンやMRIのある検査棟で順番待ちをしていると、

続々と救急車で運ばれてきた患者さんたちが先に運ばれて行きます。

これがまさに修羅場というか、

先生が6人ぐらいでいろいろな機械がついたベッドを押して走り、

中には先生が一緒にベッドに乗って

心臓マッサージをしながら運ばれていく患者さんも。

そういったベッドが次から次へと前を走り抜けていきます。

 

そんな風景も初めて目にする息子、

自分も同じ検査室前で待たされているわけで、

ビンビンに顔が引きつってました。

そりゃそうですよね、

さっきまでいつもの近所の小児科にいたのに、

急に救命最前線に置かれたわけですから。

 

そしてもう一つ、息子を追いつめていた出来事があったのですが、

これは完全に看護師さんの不手際だと私いまでも根に持っているのですが、

息子が血液検査をした際、検査室内に通されました。

そこは個室ではなく、ベッドや検査機器がたくさんあり、

カーテンで仕切ってあるだけの場所です。

そこで担当看護師さんが息子の血を抜いている間、

そのカーテン横で3人の看護師さんがおしゃべりをしていました。

その内容が、

「今日は紹介がこれから3件あって、

 うち2件は不明熱だって。

 1件の〇〇先生のとこはすぐ紹介で回してくるからいいとして、

 もう1件の☆☆先生(息子のかかりつけ医)のとこは

 めったなことじゃ紹介ださんのにねー、

 ☆☆先生で不明熱って、よっぽど不明なんじゃない?」

と大声で話していたのです。

その、よっぽど不明のやつなんですけど、うちの息子。

さすがに血抜いてた看護師さんがやばい!と思ったのか、

「こちら☆☆小児科から来られた患者さんです!」

と制してくださって、カーテン向こうが静まりかえってましたけど・・・

 

ダメじゃないこれー!

まぁ息子には、

「それだけ☆☆先生はすごい先生なんやねー。

 そんな先生に普通に診てもらえるんやけん幸せやねー。」

と慰めておきましたけど、

こんなこと言われるわ、重病患者さんに紛れて待つわで

「おれすげーびょーきなんじゃねー?」的な不安が募っていったのかなぁと思います。

 

 

そしてようやく診察になり、

やはりさまざまな検査結果では原因が判明せず。

担当ははきはきした、でもやさしい女医さんだったのですが、

はきはきとあっさりと、

「んんー、入院しましょっか!

 どーかなー、

 

 2週間くらいかな!」

 

2週間くらいかな!

にしゅうかん!!やっぱりここでもそーなるか。

 

「ではすぐに病棟担当の者よこしますので

 待合でおまちくださーい。」

 

と、有無を言わさず入院へと続いていくのでした・・・

 

☆☆先生、見立て当たりすぎじゃね?

 

 

 ということで

見えないアイツ③入院編 に続きます。

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