わがやごと

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令和の親子のスタンス

昨日、息子の通う学校は参観日でした。

 

息子は5年生で、今年自然の家での宿泊訓練が控えているため、

他の学年が授業参観をしている時間に

親子そろって宿泊訓練の説明会でした。

 

行かないわけにはいきませんね・・・

 

最近よく感じていることなんですが、

自分たちの子どものころと、今の子どもたちとでは、

親子関係のスタンスが違うなーと思います。

 

私たちが子どものころって、

5年生にもなってくると、思春期突入というか、

親が学校に来ることもいやがったり、

人前で親と接するところを見られるのは恥ずかしい、

というのが普通だった気がするんです。

 

でも、息子の様子を見ていると、

5年生にもなってまだ一緒に外で行動することも全然恥ずかしがらないし、

それどころか積極的に向こうから絡んでくるし・・・

どこかへ一緒に出掛けることすら、喜ぶし。

 

サッカーをしているので、チームメイトの他のご家庭の様子を見る機会も多いんですが、

うちが特別というわけではなく、みなさんこんな感じで。

 

スポーツをしている子って、

親にも協力してもらわないといけない場面が多いので、

だからかなー、なんて思っていたのですが。

 

昨日参観日に行ってみて、改めて、

あぁ最近の子って、親子の距離感が近いんだなーと改めて感じました。

 

まず、宿泊訓練なので、生活についての説明なんかもありますが、

気になったのが、

「それまでにおうちの方と離れて寝る練習をしておいてください。」

とか、

「お風呂から上がって、浴場内で自分で体を拭いてから脱衣所へ出る練習をしておいてください。」

だとか、ちょこちょこ、ん?とひっかかる先生のコメントがありました。

 

うちはたまたま去年から、長期休暇ごとにサッカーのほうで遠征合宿に参加してきたため、

準備にしても合宿生活にしても、なーんにも心配していないまま説明会に参加していたので、

そんなこと・・・?と思いながら聞いてしまっていたのですが、

途中で、

「入浴は一人当たり10分計算なので、10分ですべて終えられるように練習しておいてください。」

というアナウンスがあったとき、

たまたま隣に座られていたお母さんが

「え!短っ!!」

とおっしゃったんですね。

 

100人の子か入浴して、その後にオリエンテーションもあって、となると、

なんとなくまぁなんの疑問もなかった私は、

え!逆に何分入るの?!とびっくりしてしまって。

(20人ちょっとのサッカー遠征でも、同じく10分くらいの入浴だそうです)

 

家庭当たりの子どもの数も減っていて、

子ども一人にかかる大人の目も多くなって、

きっとみんな大事に育ててもらってるんだろうなぁと思いますし、

その分、親と子が昔より密着しちゃってるところもあるんでしょうかね。

かくいううちも一人っ子なんですが・・・

 

説明会の後は、普段の参観日なら親はとっとと退散して

子どもは子どもで下校、となるんですが、

昨日は、災害時の引き渡しの訓練も兼ねていたので、

事前に提出している有事の際に子どもを迎えに行く人が実際に迎えにいき、

一人ひとり先生から引き渡してもらう、ということが実施されました。

で、そのまま親子下校、だったのですが。

 

一人ひとり先生とやりとりしなきゃいけないので、列になって並ぶため、

その間クラス中の子が

「あれは誰のお母さんか」と興味深々でみてるわけです。

いやじゃないですかー、子どもだって。

 

と思いきや、息子、満面の笑み。

おかーさーん!みたいに飛びついてきます。

 

何歳なんだこの子は・・・と思いましたが、

なんだか周りのみんなもそんな感じ。

 

自分たちの子どものころでは考えられない風景だなー、と思ってみてしまいました。

 

こんなこと言ってたら「昭和の考え」とかになっちゃうんでしょうね。

令和のスタンスにまだ乗り切れていない昭和かーちゃんでした。

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